治療用アプリ開発スタートアップS-Alpha社と資本提携およびライセンス契約を締結
~ヘルスケア領域における治療にデジタル技術を活用~
    2024年3月28日
ロート製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:杉本雅史)は治療用アプリ開発スタートアップS-Alpha Therapeutics, Inc.(本社:韓国ソウル、CEO:Seung-eun
Choi、以下「S-Alpha社」)と3月28日付で資本提携およびライセンス契約を締結しましたのでお知らせいたします。本契約締結によりS-Alpha社の治療ソフトウェア開発ノウハウを活用し、ヘルスケア領域においてデジタル技術を活用したソリューションを提供し、世の中のウェルビーイングに貢献してまいります。
 
契約締結・出資の背景・目的
当社は、時代と共に変化する医療・ヘルスケアの課題に向き合い、人々のウェルビーイングの実現を目指してまいりました。OTC医薬品を始めとするヘルスケア製品の研究開発に加え、近年では医療用医薬品や再生医療による医療課題へのチャレンジを進めており、人々のウェルビーイング実現のために新たなソリューションの開発に取り組んでいます。
S-Alpha社は治療用アプリの研究開発に取り組むスタートアップであり、アンメット・メディカル・ニーズ(未だ満たされていない医療ニーズ)に対して、デジタル技術を活用した革新的なソリューションの開発を進めております。
この度、当社はS-Alpha社と資本提携およびライセンス契約(眼科領域)を締結することにより、S-Alpha社が持つ治療ソフトウェア開発ノウハウ活かし、ヘルスケア領域において、デジタル技術を活用した医療機器・ヘルスケアサービスの提供を進めてまいります。
 
S-Alpha Therapeutics, Inc.について
S-Alphaは、アンメット・メディカル・ニーズに対するエビデンスベースの治療方法を提供する、医療用アプリを含む健康ソフトウェアを研究及び開発するベンチャー企業です。バイオとデジタル技術を融合した革新的なソフトウェアを通じて、グローバルデジタル医療市場をリードすることをビジョンとしています。S-Alphaは現在、パイプラインのGlobal商用化のために臨床研究陣と協力し、優れた研究能力とビジネス能力を組み合わせて高品質のソフトウェア治療機器が患者様に提供されるように努力しています。
| 名称 | 
S-Alpha Therapeutics, Inc. | 
| 所在地 | 
2F, 311, Gangnam-daero, Seocho-gu, Seoul, Republic of Korea | 
| 代表者 | 
Seung-eun Choi | 
| 設立 | 
2019年7月4日 | 
| URL | 
https://www.salphadtx.com/ | 
| 事業内容 | 
デジタルヘルス/治療用ソフトウェア開発・サービス提供 | 
 
今後の見通し
本件が2024年3月期の連結業績に与える影響につきましては軽微であり、今後公表すべき事項が生じた場合には速やかにお知らせします。